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ここでの“ボンサイ”とは「盆栽」と「凡才」との二つの意味を含みます。盆栽のように、マシンをカスタマイズすること自体を楽しんでいる凡才人のブログです。

おけいはん京津線に乗ってみた [ムルティストラーダ日記]

先週土曜、車検のあがったムルティストラーダを引き取りにドゥカティ京都へ行くついで、ちょっと寄り道して京阪電気鉄道の京津線に乗ってきた。
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京津線を初めて目にしたのは10年以上前に滋賀に来て、道に迷いながら京都を目指して大津の市街地をクルマでうろうろとしていたときだったか。
併用軌道(道路に線路がある路面電車区間)を4両編成の電車が走る光景に、滋賀にも江ノ電みたいなのがいたことに喜び、その電車が急勾配の国道1号と並行して峠を越え、その先で地下鉄へ乗り入れていることに新鮮な驚きを感じたものだ。
これはいちど乗りに来なくてはと思っていたのに、すぐに海外へ転勤となってそれっきり。
ケーブルカー乗りつぶしを完遂したいま、こんどはこうした急勾配路線をぼちぼちと乗ってまわろうかという構えで、京都に用事のあるついでに寄り道してみたのである。
第一弾はゴールデンウィークに奥出雲おろち号にのったJR木次線で、今回は第二弾といったところか。

最高気温が37℃の猛暑が予想されたこの日、日中に沿線をうろうろしていたら熱中症でぶっ倒れる危険があったので、朝早くから出かけて7時過ぎに浜大津駅にやってきた。
駅から延びる、某アニメの舞台にもなった歩道橋でカメラを構えていると、通りすがりの地元のおじさんが、この建物の屋上に上がってみるといいよと教えてくれた。
歩道橋の先にあるのは「明日都浜大津公共駐車場」という立体駐車場で、市の施設だからエレベーターさえ動いていれば自由に屋上まで上がることができるのだそうだ。
これはいいことを聞いた。
6階建ての建物の上から俯瞰撮影としゃれ込もうじゃないか。
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駅とバスターミナルのアプローチに架線が張り巡らされた交差点を、ギュルギュルとレールを軋ませながら曲がっていく4両編成の電車。
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なんともカオスな光景だ。

車両の側面にはオレンジ色の灯火が点灯している。
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路面電車の方向指示器のように、交差点を右左折するときに点滅させているのかと思ったけど、点灯したままだった。
これはクルマへの注意喚起ためなのかな。
車輪の直前に設けられた排障器も併用軌道を走る電車らしい装備。
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浜大津駅前の交差点をクルマで走ると、線路を越えるときにうねうねと揺れを感じて線路にカントが付いてるせいかと思ったが、線路は水平に敷かれていて、道路の方が傾斜しているだけのようだ。
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小一時間ほど駅の周辺をうろうろして写真を撮ったあと、京都方面に向かうことにした。
8:03発の京都市役所前行きを待っていたら、その前にやってきたのは坂本ケーブルの車両を模したカラーリングの600形だった。
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なかなかシブい。
全部このカラーリングでもいいんじゃないか?
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さていよいよ京津線に初乗車。
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浜大津駅を出て数百メートル走ると、すぐに軌道は道路から逸れて、専用軌道へ入っていく。
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これこれ、この境界線を越える瞬間がなんだかわくわくするんよねー
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子供のころの生活圏にあった都電三ノ輪線を思い出すわあ。

最大勾配61‰という日本で3番目(だったかな?)の急勾配をくねくねと越えて大谷駅に到着。
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駅は40‰勾配の途中にあり、ホームに据えられたベンチはご覧の通り、足の長さが違う。
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10年以上前はホームに壁がなかったような気がするな。
国道をクルマで走っているときにこんなベンチが見えて、すげーと思った記憶がある。

しばらく大谷駅の周辺で撮り鉄モード。
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土曜の朝だというのに国道の交通量は多い。
いつもここはクルマの流れが遅くて、近頃はめったなことでは寄りつかなくなった。
国道の脇でうろうろしていたら、道路と線路の間になにやら獣害防止の電気柵のようなワイヤーが張られているのに気がついた。
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「検知線注意」と札が掲げられているが、これはいったい、どういう目的なのだろう。
歩行者が線路に入り込んだのを検知するのだろうか、あるいは事故で国道から線路にクルマが飛び込んだときに検知するのだろうか。

もうしばらく大谷駅をうろつくつもりにしていたが、9時前だというのに日向に立つとジリジリと焼かれる。
まるで昼下がりのように、ちょっとした距離でももやがかかって白くぼやけるようになってきた。
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大谷駅から浜大津方面に数十メートルのカーブでは、スプリンクラーから線路上にミストが噴かれている。
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急カーブだから、レールと車輪との摩擦が激しいのだろう。
滑りをよくするためか、あるいは摩擦熱を冷やす目的か。
おそらく冷却目的だろうなあ。
レールは熱くなると膨張して延びるが、カーブでレールが延びてしまうと軌間幅が大きく狂って脱線してしまうリスクが高いのかもしれない。
わたしも暑さでのびてしまいそうなので、予定より早く電車に乗り込み、三条京阪へと向かった。
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さて、次はどこへ遊びに行こうかな。
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コメント 3

あおたけ

路面電車など併用軌道は各地にありますが、
四両編成の地下鉄電車が走る京津線は
迫力がありますよね〜!
この情景を記録したくて私も浜大津を訪れたことがありますが、
あの交差点を上から見下ろすことができる、
公共施設の俯瞰ポイントがあるとは知りませんでした!
ここ、ぜひ訪れてみたいです!

急勾配鉄、岐阜の明知鉄道なども面白いですよ(^^)
by あおたけ (2015-08-05 09:40) 

TS

路面電車は身近に無かったので、電車が道路を走っている光景には
もの凄い違和感を感じます。(汗)
交通ルール的な部分でも路面電車相手だとよく分からないんですが、
ちょっと車で併走してみたいと思う気持ちもあります。(笑)
by TS (2015-08-05 22:09) 

nozzy

>あおたけさん

特急電車も走る名鉄犬山線は、日本に帰ってきたときにはすでに併用軌道が廃止されていてとても残念でした。
京阪は廃止する理由もなさそうなので、江ノ電と並んで当分は楽しめる併用軌道スポットですね。
ぜひとも浜大津の俯瞰ポイントもお越しください。
反対を向けば夕焼け空をバックにした比叡山も撮れるそうです。
明知鉄道、おもしろそうですね。
気動車の体験運転もできるそうなので、近いうちに応募してみようかと思います。

>TSさん
東北は、大昔に秋田で路面電車が走っていたそうですが、実際に見たことがある人は50代以上になりますねえ。
違和感というか、不思議な感じは実際に乗ったことがあっても感じます。
電車の車窓からは乗用車の屋根を見下ろし、クルマから見ると鉄道の台車が間近に迫ると言う光景は、どっちに乗ってもわくわくするモノがあります。
by nozzy (2015-08-06 17:18) 

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